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2ヶ月が経ちました。

 

東京へ引っ越して2ヶ月が過ぎました。

まだ荷ほどきも終わっていないし、部屋も人が呼べる状態ではありません。

炊飯器は引っ越し直前に壊れたままで、未だにルクルーゼで炊いています。

 

新卒で入社した地元のIT企業を諸事情で退職してから約10ヶ月、私は転職先を探しながら地元のケーキ屋で販売社員をしていました。たったの10ヶ月、でもそれは自分にとってとてつもなく長い時間で、毎日毎日「絶対ここから抜け出してやる」と一人意気込みながら過ぎていく1ヶ月はとても心許なく、何度も心が折れそうになりました。

 

給料は手取りで16万。朝7時や9時に出勤して更衣室を出るのが深夜の0時1時。

幸か不幸か毎日が初売りのような、繁忙期のディズニーのような活気のある店舗での勤務は体力の無い私にとってすごく過酷で、それでも少し気を抜けばクレームに繋がる上に、商品はナマモノ。どれだけ気を擦り減らしても足りないような日々でした。

 

もちろん土日休みも祝日休みもなく、2連休もまず無し。月に10日休めるなんて奇跡はありませんでした。

 

 

 

当たり前なんですけど、1ヶ月経つと少し季節が変わるんです。

その季節の微妙な変化を感じる度にまた心が折れそうになって、何度も辞めてやろうと思いました。それでも続けた理由は幾つかありますが、まずは実家に戻れないこと、そして静岡の山奥地にある実家に戻ると都内への転職がより難しくなるのではと考えたことが主な理由です。親に頼れない状態で仕事を辞めることは、自分の目標、理想、人生そのものから遠ざかる事に直結していました。

 

試用期間の4ヶ月が過ぎ、社員の仕事を覚えながら繁忙期のクリスマスを終えた頃、ようやく転職活動を再開できる兆しが見え、今の会社に採用していただきました。

 

陶芸家の娘として生まれた私は小さな頃からデザイナーに憧れ、それでも自費では県外の大学はもとより、地元の公立芸大の文系学科(安い)に通うのが精一杯で、ついにその技術も知識も得られないまま就職し、営業だと思っていた配属はいつの間にかエンジニアという名前に変わっていました。

 

幾つかのシステムを担当したものの、そのスキルは決して他社で通用するものではなかったと思います。それでもモノをつくる仕事に携わっているのが誇らしくて、私は当時の仕事が好きでした。

 

今の会社を受けた時、ポートフォリオの代わりに当時自分で書いたVBAソースコードを出力して持って行き、自分の展望についてプレゼンをしました。ケーキ屋の仕事をしながら転職活動をしていた時期は、冗談ではなく「死ぬのが先か、転職が決まるのが先か」という状態で、面接会場の会議室から見える景色を目に焼き付けながら「絶対にここで働いてやる」と思ったことを覚えています。

 

あれから4ヶ月が経ちました。

人に会ったりライブに来たり、毎月のように通い詰めた場所に住んでいて、今ではまた違う目標を持って勉強をしています。たった1ヶ月で季節は変わるし、1ヶ月前とは状況も持っている知識も変わっているのが楽しくて、引っ越してから今日までの2ヶ月は時間とお金の許す限り色々な事に手を出しました。そこで触れたもの、見たもの、知ったもの、出会った人の多くが最高で、その度に感動して泣きそうにもなっています。

 

まだ2ヶ月。散々怖い目にも不安な目にも遭っているので、もう「あとはやるだけ」という気持ちしかありません(契約を切られないかだけは本当に不安です)。

どうせ色々な事に太刀打ちできないのも分かっているので、ガンガンぶつかってザクザク学んでいけるといいなと思います。

 

 

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